連体詞 中学国語

中学国語で学習する連体詞について解説します。

連体詞とは、自立語で、活用をせず、体言(名詞)だけを修飾する単語のことをいいます。
連体詞は単独で(1語で)文節をつくります。

連体詞は語尾が、「~の」・「~な」・「~た(だ)」・「~る」・「~が」のいずれかで終わるという見分け方があります。
それぞれの型ごとに連体詞の例を挙げてみます。
「~の」型
この・あの・どの・その 
「~な」型
大きな・小さな・おかしな・いろんな
「~た(だ)」型
たいした・とんだ
「~る」型
ある・あらゆる・いかなる・いわゆる・来る(きたる)・去る
「~が」型
わが

以上、代表的な連体詞の例です。
高校入試でも出題される連体詞はせいぜい10個ほどです。
まずはここに挙げた連体詞を覚えておきましょう。
その他の連体詞も、
➀自立語で活用がなく、体言(名詞)を修飾すること
➁語尾が、「の・な・た(だ)・る・が」のどれかになっていること
この2点をポイントとして押さえておけば見分けはつけられるものと思います。

文法は難しいという中学生も多いのですが、ポイントを整理していけば答えられるようになります。

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