動詞の活用の種類 中学国語

国語文法の動詞の活用の種類は、五段活用・上一段活用・下一段活用・カ行変格活用・サ行変格活用の5種類があります。
テストで「動詞の活用の種類を答えなさい」という問題がよく出題されるので、区別ができるようにしなければなりません。
動詞の活用の種類の見分け方について解説します。

まずは変格活用の動詞を覚えましょう。
カ行変格活用の動詞は「来る」1語だけです。
サ行変格活用の動詞は「する」・「~する」という形になります。
五段活用・上一段活用・下一段活用は数が多いので見分け方を覚えておくことになります。「ない」ということばを下につけたときに、どのような発音から「ない」につながるかで見分けることになります。
➀「書く」という動詞は「ない」をつけると「書かない」となります。このときの発音は「かか~ない」となります。このように「あ」の発音から「ない」につながる動詞は五段活用の動詞になります。
➁「見る」という動詞に「ない」をつけると「見ない」となります。このときの発音は「み~ない」となります。このように「い」の発音から「ない」につながる動詞は上一段活用の動詞になります。
➂「食べる」という動詞に「ない」をつけると「食べない」となります。この時の発音は「たべ~ない」となります。このように「え」の発音から「ない」につながる動詞は下一段活用の動詞になります。

今日解説したのは「動詞の活用の種類」です。テストでは他に、「活用形を答えなさい」という問題も出題されます。活用形をきかれた場合は、未然形・連用形・終止形・連体形・仮定形・命令形のどれかを答えます。活用の種類と活用形を混同している生徒さんも見受けられますのでしっかりと区別しましょう。

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