文節どうしの関係 中学国語

中1国語で文節について学習します。今日は文節どうしの関係について解説したいと思います。

➀主述の関係
誰が・何がという「主語」と、どうする・何だ・どんなだ・ある・いる・ないという「述語」の関係です。
例 私が行く。
主語「私が」と、述語「行く」の関係です。

➁修飾・被修飾の関係
説明する言葉である「修飾語」と、説明される言葉である「被修飾語」の関係です。
例 広い公園で遊ぶ。
修飾語「広い」と、被修飾語「公園で」の関係です。

➂並立の関係
2つ以上の文節が対等に並び、1つのまとまりとなっている関係です。
並立の関係は順番を入れ替えても大きくは意味が変わらないことから判断できます。
例 ラーメンと餃子を食べる。
「ラーメンと」と「餃子を」が並立の関係です。
→餃子とラーメンを食べる。のように順番を入れ替えることができます。

➃補助の関係
下の文節が、すぐ上にある文節の意味を補って1つのまとまりとなっている関係です。
「いる」・「ある」・「くる」・「みる」などが代表的な下につく文節です。
例 難しい問題を解いてみる。
「解いて」と「みる」が補助の関係です。

➄接続の関係
接続する言葉とそれを受ける文節との関係です。
例 暇だから出かけよう。
接続後「暇だから」と「出かけよう」が接続の関係です。

今までは主述の関係、修飾・被修飾の関係、並立の関係、補助の関係が四肢選択式でよく出題されておりましたが、最近は接続の関係も問う出題が増えているように感じます。
しっかり区別ができるよう整理しておきましょう。

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