中学国語文法の名詞のはたらきについて解説します。
自立語で活用せず、「が」・「は」などを伴って主語になることのできる単語を名詞といいます。
名詞には次の種類があります。
【普通名詞】
物事をあらわす一般的な名詞で、名詞の多くがこの普通名詞になります。
(例)本、車、犬、夢、旅、など。
【固有名詞】
人名や地名など、特定のものをあらわす名詞です。
(例)豊臣秀吉、東京、琵琶湖、利根川、など。
【数詞】
物や人の数、数量をあらわす名詞です。
(例)
五、二人、七個、三十冊、など。
【代名詞】
人や物などの名前の代わりに使う名詞です。
(例)
彼、私、あなた、これ、それ、そこ、など。
【形式名詞】
それ自体にはほとんど意味がなく、形式的・補助的に使われる名詞です。
(例)
こと、もの、とき、はず、ところ、など。
いくつか例を挙げましたが、これ以外にも名詞はたくさんあります。
定期テスト対策としては、学校指定のワークや文法の問題集に出てくる名詞をきちんと理解できることを目標にすると良いと思います。