目的語を2つ持つ文 中学英語

例えば、「私はケンに英語を教えます。」という文を英訳すると、
I teach Ken English.となります。
この文は、主語I、動詞teachの後ろに「ケンに」という説明と、「英語を」という説明が続きます。
このように、「誰に」という人を表す部分と、「何を」という物を表す部分をそれぞれ目的語といい、上の例文は目的語を2つ持つ文になります。
上の例文は、次のように語順を書きかえることが可能です。
I teach English to Ken.
最初の文と比べると、KenとEnglishの語順が逆になり、間にtoが入っています。

このような目的語を2つもつ文は、上記例から分かるように2通りの書き方ができます。
主語+動詞+ 
= 主語+動詞+to
の2通りです。
もう少し例を挙げてみます。
My father gave me a book. 
= My father gave a book to me.
両文とも「父は私に一冊の本をくれた。」という同じ意味の文になります。

中学校英語では、この書きかえをする際に1つ注意することがあります。
動詞がbuy、make、cook、getのときは
主語+動詞+ 
= 主語+動詞+for
になることです。
toではなくforを使うことに注意してください。
forを使うものはまずは上の4つの動詞を覚えるとよいと思います。
Yumi bought me a pen.
= Yumi bought a pen for me.
「ユミは私にペンを1本買ってくれた。」
My mother made me a bag.
= My mother made a bag for me.
「母は私にかばんを1つ作ってくれた。」

中学英語では上記ポイントが理解できれば大丈夫だと思います。

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