施設園芸農業と輸送園芸農業 中学地理

施設園芸農業と輸送園芸農業について解説します。

施設園芸農業とは温室やビニルハウスなどの施設を用い、野菜・果物・花などを栽培する農業のことをいいます。
このような施設を用いない露地栽培に対する用語です。
施設園芸農業では、施設内の温度管理をしながら栽培することができるので、露地栽培におけるその作物の最盛期からずらして栽培することもできます。促成栽培や抑制栽培は施設園芸農業で行うこともできます。

輸送園芸農業とは、大都市(大消費地)から遠く離れた場所で野菜・果物・花などを栽培し、トラックなどの輸送機関を用い消費地に輸送する農業のことをいいます。
大都市(大消費地)の近くで行われる近郊農業に対する用語であり、そのため遠郊農業と呼ばれることもあります。

用語が似ているので混同している生徒さんがときおり見受けられます。
意味をしっかり理解し区別するようにしましょう。

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