短い時間を有効活用する

中学生で部活動を行っている人は忙しい日々を過ごしていることと思います。
練習や練習試合、様々な大会参加等で土日も1日部活で終わってしまうという人もいるでしょう。

やろうと思っていた勉強や計画していた勉強が思うように進められず苦労している人もいるかも知れません。
例えば、今日は何とか1時間は学習時間を確保しようと計画していたとします。
しかし、予定が変わり1時間の学習時間を確保することが難しくなったとしたらどうしますか?

今日は計画していたことができなさそうなので後に回そうという人がいます。
一方、1時間の勉強時間は取れそうにないが20分、30分なら何とか時間が取れそうなので、できることだけでもやっておこうとう人もいます。
この差は大きいと思います。
そもそも計画はいつも100%その通りに進むようなものではありません。状況に応じ常に微調整が必要です。
そして何よりも、20分、30分という短い時間でも、集中して取り組むことでかなりの学習ができるということです。
何となく過ごす20分、30分はあっという間に過ぎてしまいますが、明確な目的意識を持って取り組むことで20分、30分という時間でもやれることはたくさんあります。
短い時間でも、それを1週間、1カ月と積み重ねっていった人と、常に後回しにしていった人とでは、取り返せない差が生じることとなります。
短い時間でも、続けることで勉強につながりや流れも生まれてきます。
まさに、「塵も積もれば山となる」や「継続は力なり」です。

塾の生徒さんにもよく話すことなのですが、勉強する時間は自然と生まれてくるものではありません。自ら工夫して作り出すものです。
そして忙しい時ほど短時間集中を心がけることが大切です。
気持ちの持ち方、工夫の仕方1つで効果の上がる学習はできるのです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする