ほとんどが学力の問題ではなく気持ちの問題

成績が伸び悩むと、自分には学力が足りないのではないかとか、自分は努力しても伸びないのではないかと感じてしまいがちです。
人間ですので思うようにいかない時に悩むのは当然ですし、気持ちはよくわかります。
しかし、長年この仕事に携わっておりますと、成績が伸び悩む生徒さんのほとんどが学力が足りないのではなく努力が足りないことが原因であるということが見えてきます。
もちろん努力をしている生徒さんもおります。
しかし、「これ以上はできない」という限界までの努力をしている生徒さんはほとんどおりません。
言いかえれば、まだまだやれることがあるという生徒さんがほとんどなのです。
まだやれることはたくさんあるのに、ちょっと努力しただけで結果が出ないと、「自分は頭がよくないから・・・」とか「どうせ〇〇さんにはかなわないから・・・」といった理由をつけ、その先の努力を放棄してしまいます。
実は成績を伸び悩ませる一番の原因はその気持ちなのです。
確かに限界までの努力をすることは非常に大変なことですし、相当の決意・覚悟が必要です。
しかし、そこに1歩踏み込むことができれば結果は変えられるはずです。
大半の生徒さんが、このもう1歩を踏み込む前に、自分で自分の能力の限界を決めてしまっています。

やると決めたら一切の甘えを排除し今まで以上の努力を徹底的にやる。
ちょっとやってやめるのではなく徹底した努力を継続させる。
これを実行できれば少なくとも今より成績は上がるはずです。
成績を上げる方法は実はそれほど難しいことではありません。
難しいのはその方法を実行することなのです。

それだけの努力をしてみても結果が変わらなければ他に理由があるかも知れません。
そのようなときはぜひ塾の先生にも相談してみてください。
何かアドバイスがもらえるはずです。

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