国語はノートの確認が重要

中学校の定期テストでは、学校使用の問題集(ワーク)が重要だということをお話ししております。
ワークを完全に理解し、自信をもって解きこなせるようになるまで練習することが最重要といっても良いと思います。
そのためにはいきなりワークを解き始めるのではなく、教科書や授業のノート・プリント類をしっかり読み、内容を確認してから解いていくことが重要だということもお話ししております。

中でも国語は、授業のノートをしっかり読むことが一番必要となる教科です。
例えば社会や理科では、教科書に太字の用語が出てきます。覚えるべき重要用語やポイントが自ずから浮かび上がってきます。
しかし国語の教科書には、基本的には太字の用語は出てきません。
詩であれば詩そのものは載せられていますが、詩の形式は何かとか、どんな状況でつくられた詩なのかとか、どこに感動の中心があるのか、などは教科書には書かれていません。
物語や説明文でも、登場人物の心情はどのようなものかとか、筆者の一番主張したいことは何か、などは教科書には書かれていません。
これらはどれも定期テストで出題されやすい重要項目ですが、基本的には教科書には解説がありません。

ではそれはどこに書かれているのでしょうか。
それが学校の板書を写したノートであり、授業で使用したプリント類です。
これらを徹底的にチェックし、ポイントを頭の中に入れてから解いていかなければなりません。
それが一番必要となるのが国語であると感じます。

もちろん他の科目でも教科書・ノートの読み込みが必要であることはいうまでもありません。
教科書は何度でも読み直しは可能ですが、授業は聞き逃してしまうとその部分を補うことが困難になってしまいます。
授業をよく聞き、教科書やノートをしっかり読み込み、ポイントを押さえワークを反復練習する。
これが基本的な学習姿勢であると考えます。
その中でも特に国語は授業のノートが重要になることを意識していただければと思います。

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