折れ線グラフと棒グラフの使い分け 小学算数

小学校算数で折れ線グラフと棒グラフを学習します。
学習の中心はグラフの書き方・読み取り方ですが、どんな時にどちらのグラフを用いたらよいかが出題されることがあります。今日は折れ線グラフと棒グラフの使い分けについて説明したいと思います。

【折れ線グラフ】
1つのものの変化の様子を表すことに適しています。
1つのものが、時間の経過ごとにどのような変化をしていくかを表すときに使います。
(例)
・月ごとの降水量の変化
(降水量という1つのものについて、月ごとの変化を表せる。)
・時間ごとの気温の変化
(気温という1つのものについて、時間ごとの変化の様子を表せる。)

【棒グラフ】
2つ以上の項目のデータを比べることに適しています。
2つ以上の項目の、量や数の大小を表すときに使います。
(例)
・ある月の、学年ごとの欠席者の人数
(例えば小学校であれば、1年生~6年生までの6学年分のデータの大小を比較できる。)
・通学の手段ごとの人数
(徒歩、自転車、バス、電車、など複数のデータの大小を比較できる。)

1つの項目が、時間の経過ごとにどのように変化していくかを表すのが折れ線グラフ、ある1時点(1期間)での、複数の項目の大小を表すのが棒グラフ、そんなイメージで理解ができればよいかと思います。

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