間接疑問文 中学英語

中3の生徒さんから間接疑問文について質問がありました。

例えば、「彼はどこにいますか?」と質問する文を英語に直すと、
Where is he ?となります。
この文では彼が今いる場所を知りたいので疑問詞 where の後が is he ? という疑問文の語順になります。
これに対し、「彼はどこにいるかあなたは知っていますか?」という文を英語に直すと、
Do you know where he is ?となります。
この文で質問している人が一番知りたいことは、彼がどこにいるか「あなたは知っていますか」という部分になります。
「彼がどこにいるか」ということは今直接質問している中心ではありません。ですので、「彼がどこにいるか」という部分が、
where is he という疑問文の語順ではなく、where he is という語順になります。

他にも例を挙げてみます。
「私は彼女がどこに住んでいるか知りません。」
→I don’t know where she lives.
これは彼女の住んでいる場所を質問する文ではなく、「彼女の住んでいる場所を知らない」という事実を伝える文なので、
where does she live という疑問文の形ではなく where she lives という形になります。
「私は兄が何時に帰宅するのか知っています。」
→I know what time my brother will come home.
これは兄の帰宅時間を質問する文ではなく、「兄の帰宅時間を知っている」という事実を伝える文なので、
what time will my brother come home という疑問文の形ではなく what time my brother will come home という形になります。

疑問詞を使った表現が出てくるものの、そこが直接質問したい部分ではないため疑問詞の後が疑問文の形ではなく、肯定文の形になるのが間接疑問文のポイントになります。

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