主格の関係代名詞➀ 中学英語

中3英語で関係代名詞を学習します。
今日はその中の主格の関係代名詞について解説します。

そもそも関係代名詞とはどのような文法なのでしょうか。
なんだか難しそうな印象がありすよね。

関係代名詞とは、一言でいえば
代名詞のはたらきと接続詞のはたらきを同時にしてくれるもの
です。

代名詞とは、
I-my-me-mine
you-your-you-yours
he-his-him-his
she-her-her-hers
we-our-us-ours
they-their-them-theirs
it-its-it-/
これらの単語のことをいいます。
ところで、この代名詞の中で、I(私は・私が)やhe(彼は・彼が)のように一番左の列にある代名詞を主格の代名詞といいます。
主格の関係代名詞は、この主格の代名詞のはたらきをもちます。

接続詞とは、単語と単語・文と文をつなぐはたらきをするものです。

これをもとにして関係代名詞の例を見てみます。
I have a friend who lives in Canada.
(私はカナダに住んでいる友人がいる。)
この文のwhoが主格の関係代名詞です。もともとこの文は、
I have a friend. He lives in Canada.という2つの文に分かれていました。
しかし、青字の部分のa friendとHeは同じ人を表しています。
同じ人のことを2つの文に分けて書かずに1つにまとめちゃえーとして書かれたのが、
I have a friend who lives in Canada.という文です。
ここで、関係代名詞のwhoに注目してください。
2つ目の文のHeをwhoに変え1つの文にして続けて書いているだけですよね。
つまり、このwhoはもとの文の代名詞Heのはたらきと、2つの文を1つにつなげる接続詞のはたらきを同時にしてくれていることになります。
この文では関係代名詞whoで始まるwho lives in Canadaというまとまりが、whoのすぐ前にあるa friendを説明しています。
このa friendのように、説明を受ける部分を先行詞といいます。
主格の関係代名詞は、先行詞が人のときはwho、人以外の物や動物の時はwhichを使います。また、人・人以外の物や動物すべてに使えるものにthatがあります。

関係代名詞は誰もが最初は難しく感じると思います。
あわてずに1つ1つポイントをつかんでいくつもりで頑張って学習してください。

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