正・負の数の除法 中学数学

正・負の数のわり算(除法)のやり方についての解説です。
除法も、まず符号を決め、それから絶対値のわり算の計算をするという手順で進めていきます。

符号の決め方はかけ算(乗法)と同じですが、もう一度確認しておきましょう。
➀2数の除法
(+)÷(+)、(-)÷(-)→+
※同符号の除法の答えは+になります。
(+)÷(-)、(-)÷(+)→-
※異符号の除法の答えは-になります。

(例)
(+8)÷(+4)
=+(8÷4)
=+2

(-8)÷(-4)
=+(8÷4)
=+2

(+8)÷(-4)
=-(8÷4)
=-2

(-8)÷(+4)
=-(8÷4)
=-2

➁3数以上の除法
負の数が偶数個→答えの符号は+
負の数が奇数個→答えの符号は-

(-16)÷(+4)÷(-2)
=+(16÷4÷2)
=+2
※負の数が2個で偶数なので答えの符号はプラスになります。

(+16)÷(-4)÷(+2)
=-(16÷4÷2)
=-2
※負の数が1個で奇数なので答えの符号はマイナスになります。

計算の基本は上記の通りです。

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