反対の性質をもつ量を正の数・負の数で表す 中学数学

正の数・負の数は反対の概念をもつので、反対の性質をもつ量を、正の数・負の数で表すことができます。

反対の性質とは、例えば
高いと低い
長いと短い
重いと軽い
多いと少ない
収入と支出
利益と損失
北と南
などです。

➀反対の性質をもつ量を、片方を正の数(+)で表すと、もう一方は負の数(-)で表されます。
(例)300円の収入を+300円とすると、500円の支出は-500円と表される。

➁基準となる量を決めて、そこからの増減や過不足を正の数・負の数で表すことができます。
(例)テストの平均点60点を基準とすると、83点は+23点、55点は-5点と表される。
※この例題では、+83点、-55点としてしまう誤答が多いので注意!

➂正の数・負の数を使って言いかえることができます。
(例)5㎝短いは-5㎝長い
   7㎏重いは-7㎏軽い
符号を反対にしたら言葉も反対にすることがポイントです。

主な3つの例を挙げてみましたので、整理してみてください。

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