加法と減法の混じった計算 中学数学

今回は正の数・負の数の加法と減法の混じった計算のやり方について解説します。
2通りのやり方を見ていきます。

【例題】
(+6)-(+5)+(-3)-(-7)
この計算を2通りの計算方法で解いてみます。

➀加法だけの式に直して計算する。
(+6)5)+(-3)-7
※減法を加法に変え、変えた後ろの数の符号を反対にします。
=(+6)5)+(-3)7)
※同じ符号どうしが並ぶよう順序を入れかえます。
(+6)(+7)(-5)(-3)
※同じ符号どうしを合計します。
(+13)(-8)
※異符号の加法のやり方で計算します。
=+5

➁かっこを外して計算する。
最初にかっこを外して計算する方法ですが、かっこの外し方に決まりがあります。
+(+)→+
-(-)→+
※同符号どうしは+でかっこを外す
+(-)→-
-(+)→-
※異符号どうしは-でかっこを外す

では例題を解いてみます。
(+6)5)3)7)
※先頭の数が+のときはその符号を省略します。
あとは先ほどの決まりに従ってかっこを外します。
=6
※同じ符号どうしを並べます。
6+7-5-3
※同じ符号どうしを合計します。
13-8
※ひき算をします。
※(+13)+(-8)と考えてもOKです。
=5

最初は少し混乱するかもしれませんが、計算の決まりをしっかりとつかむことが重要になります。
頑張って学習してください。

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