乗除の混じった計算 中学数学


正の数・負の数の乗除の混じった計算について解説します。

乗除の混じった式の計算の手順は次の通りです。
➀除法はすべて乗法に変え、乗法だけの式をつくる。
➁答えの符号を決める。
 負の数が偶数個→+
 負の数が奇数個→-
➂絶対値の積を計算する。

この手順に従って例題を解いてみます。
【例題1】
$$(-5)×(-12)÷(+4)$$
$$=(-5)×(-12)×(+\frac{1}{4})$$
$$=+(5×12×\frac{1}{4})$$
$$=+15$$

※この式のように整数だけで割り切れる除法の場合は、乗法だけの式に直さずそのまま計算しても構いません。
$$(-5)×(-12)÷(+4)$$
$$=(+60)÷(+4)$$
$$=+15$$

【例題2】
$$(+\frac{3}{7})÷(-\frac{3}{2})×(+\frac{2}{15})$$
$$=(+\frac{3}{7})×(-\frac{2}{3})×(+\frac{2}{15})$$
$$=-(\frac{3}{7}×\frac{2}{3}×\frac{2}{15})$$
$$=-\frac{4}{105}$$

頑張って学習してください。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする