原形beを使う文 中学英語

中2の生徒さんから、「原形のbeはどんな時に使われるのですか?」という質問をいただきました。
その生徒さんは、未来を表すwillを用いた文を学習中でしたので次のような説明をしました。

willをはじめ、英語の助動詞の後ろは「動詞の原形」という形が続きます。
まずは一般動詞を使った文で考えると理解がしやすいと思います。
例えば、
He plyas soocer. (彼はサッカーをします。)
という文にtomorrowを加え未来の文にすると、
He will play soocer tomorrow.(彼は明日サッカーをするでしょう。)
となります。
willの後ろは動詞の原形が続くので、playsの3人称単数現在のsを無くして原形playにしました。

これが、be動詞を用いた文になると少々解りにくくなります。
まず確認しておくべきことは、amであろうとareであろうとisであろうと、be動詞の原形は全てbeになるということです。
例えば、
It is cloudy.(曇りです。)
という文にtommorowを加えて未来の文にすると、
It will be cloudy tomorrow.(明日は曇りでしょう。)
となります。
willの後ろは動詞を原形にしなければならなかったので、isを原形beに変えたのです。

原形beを使った文は、実は中1でもすでに登場しています。
「命令文」です。
命令文では主語を省略して動詞の原形から書き始めます。
ここでも、もとの文にbe動詞が使われている場合は原形beが登場します。
例えば、
You are kind.(あなたは親切です。)
という文を命令文に書きかえると、
Be kind.となります。
主語Youを省略し、動詞の原形から書き始めるので、be動詞areを原形にしてBeから書き始めるのです。

まずは基本的な文を紹介しました。
もともとbe動詞が使われている文を、原形を用いる文に書きかえた時にbeが登場するといったイメージで見ると良いと思います。

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