付加疑問文のポイントについて解説します。
付加疑問文とは、「~ですよね」と念を押したり確認する意味をもつ疑問文です。
付加疑問文の形は、
肯定文, 疑問形?
疑問文, 肯定形?
という形になります。
付加する部分には代名詞を使うことも注意してください。
1つ例を挙げてみます。
Ken is a soocer player, isn’t he?
(ケンはサッカー選手ですよね。)
前半が「ケンはサッカー選手です。」という肯定文なので、付加部分は否定形になります。
また、ケンという名前を付加部分ではheという代名詞に置き換えていることも確認してください。
付加疑問文は、前半部分の形によって付加する部分が決まってきます。
パターンごと見てみます。
(1)前半がbe動詞を使った文のときは付加部分もbe動詞を使います。
You are a teacher, aren’t you?
(あなたは先生ですよね。)
You aren’t a teacher, are you?
(あなたは先生ではないですよね。)
She was studying English, wasn’t she?
(彼女は英語を勉強していましたよね。)
She wasn’t studying English, was she?
(彼女は英語を勉強していませんでしたよね。)
(2)前半が一般動詞を使った文のときはdo,does,didを使います。
You play baseball, don’t you?
(あなたは野球をするよね。)
You don’t play baseball, do you?
(あなたは野球をしないよね。)
Your sister eats curry, doesn’t she?
(あなたの姉はカレーを食べるよね。)
Your sister doesn’t eat curry, does she?
(あなたの姉はカレーを食べないよね。)
Tom and Bob went to Kyoto, didn’t they?
(トムとボブは京都へ行ったよね。)
Tom and Bob didn’t go to Kyoto, did they?
(トムとボブは京都へ行かなかったよね。)
(3)前半が助動詞を使った文のときは付加部分にも助動詞を使う。
Nancy can speak Japanese, can’t she?
(ナンシーは日本語を話せるよね。)
Nancy can’t speak Japanese, can she?
(ナンシーは日本語を話せないよね。)
You will do your homework, won’t you?
(あなたは宿題をするつもりですよね。)
You won’t do your homework, will you?
(あなたは宿題をしないつもりですよね。)
付加疑問は原則の決まりを覚えた上でパターン毎に整理すれば理解できない文法ではありません。
頑張って学習してください。