rainとrainy 中学英語

「昨日は雨でした。」という日本語を英訳する問題で、Hさんが、
It was rain yesterday.と書いたら✖になったのですかどうしてですかと質問してくれました。

rainという単語には名詞と動詞のはたらきがあります。
名詞で使われるときは「雨」という意味になり、動詞で使われるときは「雨が降る」という意味になります。
「昨日は雨でした。」という日本語から考えると、特におかしくはないような気もしますが、上記の文では「昨日=雨」という解釈になっています。「昨日」というのは日にち(時)を表す単語であって、「雨」という物を表す単語とはイコール関係にはなりません。
「昨日は雨でした。」=「昨日雨が降りました。」と考えて、
It rained yesterday.とすれば〇になります。

また、rainyを使って、
It was rainy yesterday.と表すこともできます。
rainyは「雨降りの」という意味を表す形容詞です。「昨日は雨降りの状態でした。」という意味でこのような表し方もできます。
(It was a rainy day yesterday.と言った方がより正確なのかもしれませんが、ここではその説明は省略します。)

品詞の理解が伴いますので少し難しく感じるかもしれませんが、青字で表した2通りの言い方をまずは覚えるようにしましょう。

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