熟字訓 中学国語

中学国語で漢字の読み方について学習します。
今日はその中の1つ「熟字訓」について解説します。

熟字訓とは、2字以上の漢字からなる熟字を訓読みすることをいいます。
熟字とは2字以上の漢字が合わさって1つのまとまった意味を表すものをいいます。
これを合わせて熟字訓を分かりやすく言いかえると、2字以上のまとまりになっている漢字を1文字ずつ分けて音読みや訓読みをせず、1つのまとまりとして訓読みするものとなります。

中学校のテストでは単純に熟字訓の読み方を問う出題が多いようです。
出題実績のあるものや代表的な熟字訓の例をいくつか挙げてみます。

梅雨(つゆ)
雪崩(なだれ)
紅葉(もみじ)
眼鏡(めがね)
土産(みやげ)
田舎(いなか)
昨日(きのう)
小豆(あずき)
相撲(すもう)
白髪(しらが)
などです。

いかがでしたでしょうか?
熟字訓などという難しい言葉を知らなくても普段から目にし、読めるものも多かったことと思います。

テスト対策としては熟字訓という言葉の意味と、教科書やワークに出てくる熟字訓の読み方を覚えておくことが大切になります。

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