国語文法の接続詞について解説します。
接続詞は、自立語で、活用せず、文や単語をつなぐ接続語のはたらきをする単語をいいます。
接続詞は1語だけで文節を作ることができます。
接続詞には次のような種類があります。
➀順接
前後が順当な(自然な)つながりになるものです。
(例)
だから・それで・したがって・そこで・すると
➁逆説
前後が逆のつながりになるものです。
(例)
しかし・ところが・けれども・でも・だが
➂並立・累加
前後に事柄を並べたり(並立)、前の事柄に別の事柄をつけ加える(累加)ものです。
(例)
また・および・ならびに(並立)・そのうえ・それから・さらに(累加)
➃説明・補足
前の事柄を説明したり(説明)、前の内容の事柄の付け足し(補足)をするものです。
(例)
すなわち・なぜなら・つまり
➄対比・選択
前の事柄と後の事柄を比べたり(対比)、前の事柄と後ろの事柄のどちらかを選んだりするものです。
(例)
それとも・または・あるいは
➅転換
話の内容を変え、別の事柄をしめすときのものです。
(例)
さて・では・ところで
接続詞の意味を理解することは、文章の内容を理解する上で大きな意味があります。
接続詞が、問題を解く上でのてがかりとなることもあるので頑張って学習してください。