小学生の国語でも中学生の国語でも記述問題が出題されます。
記述問題は苦手だという生徒さんもおりますが、次の点に注意して練習していくことで書けるようになっていくものと思います。
➀自分の考えを書かない
記述問題で自分で一から解答の文章を作ろうとする生徒さんがおります。
「あなたの意見を書きなさい。」とか「感想を書きなさい。」というような指示があれば話は別ですが、一般的な記述問題では一から自分で解答の文章を作る必要はありません。
できるだけ文章中にある言葉を使い、答えをまとめていきます。
つまり、記述問題のコツは、
自分で答えの文を作るのではなく、いかに文章中から使える表現を見つけられるか、がポインとになります。
➁語尾に注意する
例えば、「今日はなぜ外で遊ばないのですか。」と聞かれて、「雨が降った。」では答えとしては不十分ですよね。「雨が降ったから(です)。」とするべきです。
このように、理由を聞かれたら、「~から。」といったように、聞かれた形に合わせて答えることが必要です。
同様に、「~とはどのようなことですか。」と聞かれたら、「~こと。」と答えるようにしましょう。
聞かれた形に合わせて語尾をまとめることも重要なポイントです。
記述問題をまとめる上での具体的な注意点を挙げてみましたが、もちろん語彙力など国語力を普段から磨いていくことももちろん重要です。
様々なことに興味のアンテナを張り、本や新聞などの活字にも触れてください。