書き写す効力 

中学校の定期テストでも高校受験でも記述の問題が出題されることがあります。
要点をまとめたり筆者の主張をまとめる記述問題では問題文の中にある言葉を使ってまとめていけば良いのでまだ何か書くことはできるのですが、与えられた課題に対して自分の意見をまとめるような記述問題になると思うように書けないという生徒さんが多いようです。
書きたいことは自分の頭の中でイメージできても、それを具体的にどのような言葉で表現したらよいかわからないという生徒さんもいます。
語彙力が関わってくる課題になります。

記述力(作文力)をつけるには方法はいろいろあるかと思いますが、書写も方法の1つです。
教科書の文章をノートに書き写してみたり、新聞のコラムや社説などを写してみるのも良いと思います。
文章全部でなくとも、段落1つでも構いません。
手本になる文章を書き写すことによって記述力をつけていくこともできるのです。

もちろん1回2回写しただけで急にすらすら作文が書けるようにはならないので、定期的に継続して取り組むことは必要です。
書き写す作業も、コツコツ続けることで思いのほか大きな効果を生むこともあります。

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