式の加法・減法 中学数学


式の加法・減法のやり方について解説します。

【多項式の加法】
(例)
(2a-3b)+ (-5a+2b)
=2a-3b-5a+2b
=2a-5a-3b+2b
=-3a-b
このように多項式の加法では、前の( )も後ろの( )もそのままの符号で( )をはずして同類項をまとめます。

【多項式の減法】
(例)
(2a-3b)- (-5a+2b)
=2a-3b+5a-2b
=2a+5a-3b-2b
=7a-5b
このように多項式の減法では、前の( )はそのままの符号で( )をはずし、後ろの( )はすべて符号を反対にして( )をはずして同類項をまとめます。

【多項式の加法の筆算】
(例)
\begin{array}{rr}
& 2a-3b \\
+ & -5a+2b \\
\hline
& -3a-b
\end{array}
例のように、同類項どうしを縦にたし算します。

【多項式の減法の筆算】
\begin{array}{rr}
& 2a-3b \\
ー & -5a+2b \\
\hline
& 7a-5b
\end{array}
考え方としては、下の行の符号をすべて反対にしてたし算をします。
ただ、計算ミスをしやすいので、
\begin{array}{rr}
& 2a-3b \\
+ & 5a-2b \\
\hline
& 7a-5b
\end{array}
このように、下の行の符号を反対にしたたし算の式に作り変えてから計算するのもよいと思います。

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