3人称単数現在のs 中学英語

中1英語文法の大きなポイントである3人称単数現在のSについて解説してみたいと思います。
英語が苦手な生徒さんに理解していただくため、できる限りわかりやすく解説します。
そのため一部厳密な文法の定義と異なる部分もあるかと思いますが、その点はご了承ください。

まず、この文法を理解する上でどうしても知っておかなければならない英文の構造があります。
それは、英語が『主語+動詞』の順で文を書き始めることです。この中の「主語」について3人称単数という条件を見ていくことになります。

主語(誰は・誰が、何は・何が)に当たる部分が、
I(私は)のときを1人称といいます。
You(あなたは)のときを2人称といいます。
I・You以外のその他の主語を3人称といいます。
つまり、3人称とはI・You以外の主語のことをいいます。

次に単数とは、人間であれば1人、人間以外の物であれば1つという意味です。
人間が2人以上、物が2つ以上であれば複数と呼ぶことになります。

では、3人称単数の現在のsとは何かというと、
主語に当たる部分が、
➀3人称(I・You以外)で、
➁単数(1人・1つ)で、
かつ
➂現在のことをいう
という3つの条件がすべてそろったときに、後ろに続く動詞(一般動詞)の最後にsをつけるという文の決まりです。

原則は動詞(一般動詞)最後にsをつけ足すのですが、
➀〈子音字+y〉のときはyをiに変えてesをつける
例 study⇒studies
➁語尾が、-s, -sh, -ch, -x などのときはesをつける
例 watch⇒watches
などの例外があるので注意しましょう。

3人称単数現在のsのつけ方が理解できると英語文法の学習が1歩前進です。

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