中学国語で故事成語を学習します。
今日は中学生が知っておいた方がよい故事成語を挙げてみます。
故事成語とは、昔の中国の話から生まれた短いことばのことをいいます。
日本人にとって人生の教訓になったり、戒めになっています。
次のようなものを覚えておきましょう。
「温故知新」
古いことを勉強したり大切にすることで新たなことを発見すること。
「画竜点睛」
物事を成し遂げるための大事な最後の仕上げ。
「杞憂」
無駄な心配や取りこし苦労。
「漁夫の利」
二者が争っている間に第三者が利益を手にすること。
「呉越同舟」
敵同士や仲の悪い者同士が同じ場所にいること。
「五十歩百歩」
実際には大きな違いがないこと。
「塞翁が馬」
運・不運や幸・不幸は予測できないものであること。
「四面楚歌」
周囲が敵ばかりで味方がいないこと。
「推敲」
文章などの内容を練り直してより良いものにすること。
「蛇足」
必要ないもの。余計なもの。
「背水の陣」
決死の覚悟で戦ったり物事に取り組むこと。
「矛盾」
物事のつじつまが合わないこと。
他にもありますが、テストに出題実績のある代表的な故事成語です。
覚えておいて損のないものばかりですので頑張って学習してください。