中2で電流の仕組みについて学習します。
電流とは電子の流れであるとされますが、その流れる向きは電流は+から-へ、電子は-から+へと全く逆になっています。
どうしてこのようなことになっているのでしょうか?
まだ電子の存在が明らかになっていなかった時代に、詳しい仕組みも解明されていない段階で電流は+から-へ流れるものだというふうに決められました。
その後電子の存在が確認され、電子は-から+へ流れていることがわかりました。しかし、その時には既に電流は+から-に流れるという考えが定着していたため、変更されることなくそのまま今もその考え方を使っています。
電流を学習していると「おかしいな、変だな」と疑問を感じる部分ですが、このような背景があったことを理解し覚えていくようにしましょう。